石川県は、私達劇団風の子中部がとてもお世話になっている地域です。
今まで、たくさんの子どもたちと出会ってきました。
そんな石川県で、今年元旦の震災。
お世話になっている人たちから現地の状況を教えてもらい、
私たちにできることはなんだろう、と模索がはじまりました。
11日に「ぱらりっとせ」の公演が石川県白山市で決まっていました。
園と連絡し、先生たちが「やります」と決断。
私たちは白山市に向かいました。
「ぱらりっとせ」は、遊びを届けるお芝居です。
遊び心を届ける「ぱらりっとせ」の三人が織りなす遊びの数々に
子どもたちの歓声が沸き起こります。
公演終了後、実は数日前から輪島から避難してきた子がいて
公演をやるかどうかとても悩んだと、先生が話してくれました。
「その子が本当にいい顔で観てくれて、とてもうれしかっわたしたちにわたしたちにやって、よかった」
と涙ながらに話してくれる先生に、私たちもじんとしました。
私たちにできることは、なんだろう。
それは、子どもたちに芝居を届けること。
そう、白山市の子どもたちと先生に教えてもらいました。